いつもの暮らしにアンティークの美しさを。守田詠美さんの真鍮の食器

真鍮って聞くと、最近ではアクセサリーを想像する方も多いのではないでしょうか?

使うほどに、アンティークのような落ち着いた輝きを放つ真鍮は、昔から世界各地で愛され、さまざまな日用品に加工されてきました。

そんな真鍮の魅力を改めて教えてくれる、真鍮作家の守田詠美さんがmononanairoに仲間入り!

今回は、清澄白河にある守田さんのアトリエをお訪ねし、作品を作り始めたきっかけや、ものづくりへの想いをお伺いしました。

真鍮作家 守田詠美さん

下町の雰囲気を残しながら、現代アートの街としても人気な東京・清澄白河。

そんな清澄白河駅から10分ほど、東京都現代美術館のすぐそばに、真鍮作家守田詠美さんのアトリエがあります。

初めてお目にかかるわたしは若干緊張気味でしたが、「こんにちは〜!」と温かく迎えてくださった守田さんのとびきりの笑顔に、一気に緊張の糸がほぐれていきました。

雰囲気のある建物の2階の一室がアトリエ。

窓が大きく明るいお部屋には、様々な工具や作品が並び、忙しそうに作品づくりに励む守田さんの姿が思い浮かぶようです。

ものづくり=芸術品ではなく、ものづくり=日用品だった。

小さな頃から、ハンドメイドや作家ものが好きで、小学生の頃からフリーマーケットや手づくりマーケットに通ったと言う守田さんは、「ものづくりは芸術品というより、日用品」ととらえていたそう。

「いかに日用品として使いやすいか」を考えて作られた作品は、シンプルな見た目に反して、とても時間のかかる、手のこんだ作業工程で作られています。

大学在学中に、真鍮でアクセサリーを作ったことが、真鍮を使ったものづくりの始まり。

「まっさらな質感や、変色していく自然な感じが好き。」

真鍮という素材に対して、そのように話す守田さんからは、無垢な状態から経年変化を楽しみ、いつまでも大切にしていきたいという、素材や道具に対する率直な愛情を感じます。

買ってもらうって奇跡的。誠意を持って作っていきたい。

大学生の頃から、クラフトフェアのボランティアに参加したり、お客さんとしてクラフトフェアに参加したりと、ものづくりと人との繋がりに積極的に関わってきたそう。

作家さんとして、クラフトフェアに出店するようになった今でも、商品を選んでくださるお客さんのことを深く考えていらっしゃいます。

右:左:真鍮プレート てんてんてん 大
右:真鍮スプーン 丸
右端:真鍮フォーク 大

「買ってもらうって奇跡的だと思うんですよ!

大きいクラフトフェアだと、欲しいと思ってもタイミングとか、そのときの体調とか、本当に欲しいと思ったけど、もうあそこまで戻る元気ないとか。

欲しいものがありすぎて結局全部あきらめるとか。

だけど、何となく買ってみたものが、すごく買ってよかった!って思えるものがあったり。

そんな中で選んでもらえるってとってもすごいこと。

3500円のスプーンって、決して安いものではないし正直自分でも高いと思うけど、それでも選んでもらえてるって本当にありがたいことだし、そのお客さんの想いに答えられるものを作りたい。

絶対に中途半端なものを作ってはダメだと思って作っています。」

真鍮プレート 小/真鍮スプーン 小

笑顔を交えながらまっすぐ話す言葉から、守田さんのものづくりに対する想いや、お客様のことを誠実に考えている姿勢が伝わってきて、何だかとても幸せな気持ちになりました◎

いつもの暮らしからアンティークのある暮らしに

真鍮の食器って普段使うというより、ちょっと特別な食卓を演出したいときに使うことが多いと思います。

でも、日常的に使うことを考えて作られた守田さんの作品は、違和感なく手に馴染む、使い心地の良さがあります。

時には磨いてピカピカにしてみたり、自然な変色を楽しんだり、一生付き合っていける愛着のある道具として、いつもの暮らしに守田詠美さんの真鍮を取り入れてみてはいかがでしょうか?

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